


修学旅行もついに最終日を迎えました。東京は最高気温17℃と春のような暖かさで、日差しの中を歩いていると、生徒たちの顔にも自然と笑みがこぼれていました。
この旅の締めくくりにふさわしい、穏やかで心地よい朝でした。
本日は、東京ディズニーシーに向かうグループと、東京タクシー研修に参加するグループに分かれて行動しました。
ディズニーシーへ向かった生徒たちは、昨日のディズニーランドに続き、友達とともに思いきり楽しむ姿が見られました。アトラクションに乗るたびに笑い声が響き、写真を撮るたびに思い出が増えていく。この時間が彼らにとって特別なものになっていることが、表情から伝わってきました。
タクシー研修の生徒たちは、班ごとに考えたプランをもとに東京の街を巡りました。浅草の下町を歩く班、スカイツリーを見上げる班、原宿や秋葉原のにぎわいに触れる班。
自分たちで選び、決めて、動く。その小さな「自立」の一歩を、生徒たちはしっかり踏みしめていました。タクシーの運転手さんと楽しそうに会話する姿も見られ、教室では味わえない学びが確かにそこにありました。
そして15時30分東京駅へ集合。
広い駅の中、遠くから友達同士が手を振り合う姿は、この4日間のつながりの深さを感じさせ、見守る教員の胸にもじんと響くものがありました。
その後、新幹線で新大阪へ向かい、19時45分無事に全行程を終えて解散となりました。
北海道の澄んだ空気、東京のにぎやかな街並み、多くの景色と体験の中で、生徒たちは毎日少しずつ成長していました。仲間と過ごした時間、挑戦した体験、笑いあった瞬間は、これから先もきっと心の支えになっていくことでしょう。
この4日間、生徒たちは驚くほど成長しました。その姿を支えるため、教員一同も今できる精一杯の力を発揮し、全員で力を合わせて乗り越えてきました。そして今回の旅は、添乗員の方々、看護師の方にも大変お世話になりました。陰から生徒たちの安全と健康を支えてくださったおかげで、この旅が無事に実現できました。心から感謝申し上げます。
体調を崩す生徒も少し出ましたが、大きなトラブルもなく、全員が無事に帰ってこられたことに心から安堵しております。
保護者の皆さまにおかれましては、日頃からのご理解とご協力に深く感謝申し上げます。
今回の修学旅行が、生徒たちにとって一生の宝物となっていることを願っているしだいです。